理容室で「髪の長さはどのようにしますか?」との質問の後、よくある追加の質問が「前髪はどのくらいの長さにしますか?」です。
この質問に対して何と答えれば良いのか、迷うこともあるでしょう。
前髪は印象を決める重要な要素なので、基本的に理容師さんはカットする前に必ず確認してくるはずです。
ここでは、「前髪の長さはどうしますか?」という質問に対しての効果的な答え方をいくつかご提案します。
「前髪の長さどうされますか?」への効果的な回答例
米津玄師みたくしてくださいって伝えたらヘアメイクアーティスト(床屋)のお爺さんが「ヘイわかりました」って言うからお任せしたら、いきなり前髪バッサリいかれたんだが?
どうすんのこれ
蛭子さんじゃん pic.twitter.com/XC4IIgd3Gv— バルセロニスタ (@barcelonista925) February 5, 2023
こちらの記事を読まれている方はきっと、コミニュケーションが苦手な方が多いと思います。
過去に、自分の思った通りの髪型にならなかったという経験があるので、どうしたらうまく頼めるのか、うまく伝わるのか気になるのだと思います。
次項からは、理容室で「前髪の長さどうされますか?」と尋ねられた際の回答方法をいくつか紹介しますので、ぜひ参考にされてください。
「眉上2センチでお願いします」
前髪の長さの頼み方の一つの基準というか目安として、眉毛があります。
なので、眉毛を絡めた頼み方というのは、理容師さんにとってもわかりやすい頼まれ方といえるでしょう。
実際、眉毛の上2センチというこの長さは、スッキリとした見た目を求めつつ、短すぎないスタイルを好む人に適しています。
具体的な長さを眉毛を基準にして伝えているので、シンプルに理容師さんにも伝わりやすいわかりやすい頼み方です。
以下にご紹介する方法も実は、眉毛を基準にした頼み方が多めになっています。
「前髪は眉毛に触れない長さで」
前髪を少し長めに保ちたい場合、眉毛にかからない程度の長さがおすすめです。
理容室を訪れる方々にはもっともポピュラーな頼み方かもしれません。
「前髪は眉毛に少し触れる程度で」
眉毛に軽くかかるくらいの前髪の長さも一つのスタイルとして選ぶことができます。
ただし、この長さの欠点といえば、髪の毛が伸びてきたことが早めに目立ちやすいことでしょうか。
こまめに理容室に行けないという方にはお勧めはできない頼み方です。
「前髪は眉を覆いつつ、目にはかからない長さで」
前髪を長めにしたいが、目にかかると不快感がある場合は、このようにリクエストすると良いでしょう。
こちらの頼み方も、髪の毛が伸びてきたことが早めに目立ちやすいのが欠点かもしれません。
いずれも、見た目が整っている状態をキープするためにはこまめに理容室に行く必要のある頼み方です。
自分は定期的に理容室に通えるのか、人を選ぶ前髪の長さですね。
「おでこの半分の長さでお願いします」
前髪を眉上2センチ程度にするのとほぼ同じですが、この表現でもリクエストは伝わります。
人によって額の長さは違うので、こちらのほうがよりバランスの取れた見た目も整う長さと言えるかもしれないです。
「前髪を立てられる程度に短くしてください」
非常に短い前髪を希望する場合は、「前髪が立つくらい」と指定すると良いでしょう。
ただし、「自然に立つ程度」か「ワックスを使って立てる程度」かの違いがあるため、その点も明確に伝えることが望ましいです。
普段からワックスやムースを使って髪を整えている場合は、カットしてもらう前にその旨を伝えておくのも重要な要素です。
「前髪は2cmでお願いします」
前髪の長さをシンプルに「2cm」と指定する方法は、わかりやすくて効果的です。
概ね2cm未満では前髪が立つ程度の短さになり、2cmを超えると横に流れる程度の長さです。
前髪をぱっつん直線的にカットされないために
一般的に現代の理容室で大人が散髪する場合、前髪を完全にまっすぐカットされることは少ないです。
子供の場合は、おかっぱスタイルにされることもありますが、それも一部の場合に限られます。
田舎の理容室で前髪を完全に直線でカットされる話も稀に聞くことがありますが、これは非常に例外的な状況です。
また、高齢な理容師さんにカットしてもらう場合には注意が必要だと思います。
もし心配であれば、「前髪を自然にカットしてください」とリクエストするのも一つの方法です。
ただし、通常は特に指定しなくても自然なスタイルでカットしてもらえることが多いです。
前髪の長さは横の長さや後ろの長さとの関係も
当たり前の話にはなりますが、前髪の長さは、横の長さや後ろの長さとのバランスもものすごく大事です。
たとえば、2ブロックのように前髪は結構長めなのに、サイドは極端に短く刈り上げてある場合や、前髪は短いのに後ろ髪やトップは長めであるとか、多種多様な髪型がありますよね。
そのような点が理容室でうまく頼めなくて表現が難しいと感じてしまう原因にもなっていると思います。
そう考えると、結局は理容師さんと自分とのイメージの共有がもっとも必要といえるでしょう。
難しく考える必要はないですが、理容師さんの質問に簡単に一言で済ませるのではなく、具体的な数字(何センチであるとか)や眉毛との位置関係などの表現がやはり必要ですね。
以上、理容室で「前髪の長さはどうしますか?」と尋ねられた際の返答例をご紹介してきました。
ご参考になれば嬉しいです。