ツーブロックは理容室や1000円カットで頼めるのか・頼み方は?

最近のメンズヘアトレンドとして、ツーブロックスタイルが人気を集めています。

通常、ツーブロックは美容院でのみ提供されるスタイリッシュな髪型とされていますが、一般的な床屋や1000円カットの店舗でもこの髪型をお願いすることは可能でしょうか?

さらに、ツーブロックスタイルとは具体的にどのような特徴を持つ髪型なのでしょうか?

ツーブロックスタイルの基本とは?

ツーブロックとは、異なる長さの髪のセクションを2つに分けるスタイリング手法です。

このスタイルでは、実際には特定の髪型を指すわけではなく、髪のカットの一部としての配置を指します。

一般的な刈り上げとの主な違いは、髪の長さが自然につながるかどうかです。

自然に見せたい場合と、より際立たせたい場合があり、前者は典型的な刈り上げと見分けがつかないこともあります。

さらに、髪の内側を短く刈り上げ、その上に長い髪を残して覆い隠すスタイルを隠しツーブロックや被せツーブロックと呼びます。

このタイプは長い髪がないと実現できません。

ツーブロックには主に3種類

  1. サイドのみを刈り上げたツーブロック
  2. サイドとバックを刈り上げたツーブロック
  3. 全体を刈り上げて上から覆う隠しツーブロック

また、サイドやバックのみを隠すようなカスタマイズも可能です。

床屋でツーブロックスタイルは可能か?

ツーブロックスタイルを床屋で注文できるかどうかがまず疑問です。

実は床屋は、ツーブロックという言葉が一般に広まる前から、このスタイルを提供していたため、技術的には十分対応可能です。

しかし、流行に敏感でない理容師に当たると、期待外れの結果になるリスクもあります。

ツーブロックのような特別な髪型を求めるなら、より専門的な美容院を選ぶのが普通です。

一般的な床屋では推奨されません。

ただ、若い理容師がいる店なら、「ツーブロックで」というリクエストが通じやすいです。

それでも、ツーブロックには多様なバリエーションがあるため、期待するスタイルを明確にするためには写真を示すか、具体的な刈り上げの位置を指定する必要があります。

美容師の場合、より詳細に要望を聞き出してくれるので、失敗する可能性は低くなります。

対照的に、床屋では顧客の要望に対する応答というか会話が少ないことも多いため、期待通りにならないことが多く、失敗のリスクが高まります。

後ほど、ツーブロックの具体的な頼み方について詳しく説明します。

1000円カットでツーブロックは実現可能か?

低価格のカットサロン、特に1000円カットでツーブロックスタイルを依頼するのはうまくいかない可能性も伴うので、推奨はしません。

1000円カットの店舗は通常、速さを重視しており、細かなカスタマイズを求めるには不向きです。また、気に入らなかった際に修正を求めるのも難しいでしょう。

ツーブロックスタイルを望むなら、美容師と時間をかけて相談し、理想のスタイルを詳細に決めるのが最善です。

一方で、ツーブロックスタイルをすでにしている人が、刈り上げ部分のメンテナンスのために1000円カットを利用するケースはよくあります。

刈り上げのみを整える場合は、特に高度な技術は必要ないため、1000円カットでも問題なく対応可能です。

したがって、次のような方法で効率よくツーブロックを維持することができます:

  1. 初めに美容院でツーブロックにしてもらう。
  2. 毎月1000円カットで刈り上げ部分をメンテナンス。
  3. 年に2〜3回、美容院で全体的な調整を行う。

このように段階的にケアを行うことで、効率的かつスピーディーにツーブロックスタイルを維持できます。

ツーブロックスタイルの正確な注文方法

ここではツーブロックヘアスタイルの具体的な頼み方について説明します。

サイドやバック部分のツーブロック注文方法

サイドやバック部分をツーブロックに仕上げるということは、基本的には刈り上げとその境界線を明確にすることです。

この境界線をぼやかすと、単なる刈り上げと区別がつかなくなります。

ツーブロックスタイルを求める際は、以下のように注文すると伝わりやすいです。

  • 「サイドをツーブロックでお願いします」
  • 「バックをツーブロックでお願いします」

さらに、ツーブロックの上の髪を垂らして刈り上げ部分を覆い隠したいのか、それとも刈り上げを露出させたいのかを伝えることも大切です。

これにより、希望するスタイルがより正確に実現されます。

隠しツーブロックの注文方法

隠しツーブロックスタイルの頼み方は、刈り上げる範囲の指定が重要です。

刈り上げ範囲が広すぎると、髪でカバーができなくなり、隠しツーブロックの意図が失われます。

一般的には、耳の上あたりから下を刈り上げ、その上部の髪を長く残して自然に垂れさせるのが理想的です。

このスタイルを理容師に依頼する際は、「このあたりから刈り上げて、上の長い髪で刈り上げた部分を覆えるようにしてください」と具体的に指示すると良いでしょう。

これにより、求める隠しツーブロックが正確に表現されます。

ツーブロックを選ぶ際の注意点

最近の流行に乗じてツーブロックにする人が増えていますが、美容師の強い勧めにより、やむを得ずそのスタイルを受け入れることもあります。

しかし、ツーブロックはかなり特徴的な髪型であり、特に刈り上げを露出させるスタイルは非常に目立ちます。

これは、一般的な刈り上げが目立たないように髪の長さを調整するのとは対照的です。

さらに、学校などではツーブロックが校則違反であることも多く、指導を受けて髪型を変更する必要が出ることもあります。

髪型を変更する際には、短く刈り上げた部分に合わせるため、ほぼ坊主にするしかなくなる場合もあります。

そのため、目立ちたくない人にとっては、ツーブロックは避けるべきスタイルかもしれません。

流行に流されず、自分に合ったスタイルを選ぶことが大切です。

ツーブロックスタイルの総まとめ

この記事では、理容室でのツーブロックスタイルの注文方法について説明しました。

要点をまとめますと:

  1. ツーブロックは異なる長さの髪のセクションを2つ作るスタイルです。
  2. 刈り上げを強調するタイプ、隠すタイプ、サイドだけのツーブロックなど、様々なバリエーションが存在します。
  3. ツーブロックはスタイリストの技術に大きく依存するため、通常は美容院での施術が推奨されます。
  4. 床屋でツーブロックを頼む場合は、理容師の年齢がカギを握ることもあります。
  5. 目立つタイプのツーブロックは奇抜なため、ファッションに敏感な人以外には推奨しません。

ツーブロックは流行っているスタイルですが、その特異性を理解し、自分に合っているかどうか慎重に考えることが重要です。

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